本気ファブリック

 8月12日に2年生の同期liveに出させて頂いた。僕たちはフジファブリックのコピーで出たが、「楽しすぎた」しか言えないくらい語彙力の乏しくなりそうなliveだった。まぁ僕の喉の調子だとか音量バランスとか反省したら色々キリはないけどネ。

 

 今日はこのバンドについての話を。

 このバンドは5月の中頃くらいに組んだ。さらにその時点で今回のliveに出ることができることも決まった。まあ大喜び。自室でノリノリでエアギターするくらいには。自分の好きなバンドのコピーとかしたいと思ってバンドを組んでもliveに出るってとこまでいくのは実は割と難しい。そういうチャンスをもらえたのは本当に恵まれてると思った。だけど、もちろん不安要素もいっぱい。バンドの人間関係はうまくいくだろうか?サークルが同じわけではなかったので皆が皆仲が良いというわけでもない。さらに音楽の嗜好とか全体練習できる時間はあるのかとか曲の難易度とかエトセトラとか...。

 

 そうこうしてるうちに最初の全体練習の日。7月22日。フジの「銀河」と「taifu」という頭のおかしい曲を合わせた。初合わせだから...とか頭の中では考えていたが、予想外にみんなの息はとても合っていた。正直1回目の練習で完成形になるとは期待してなかったから演奏しながら「なんかひょっとしたらすごいバンド組んじゃったかも」とかちょっと思ってしまった。練習後は焼肉を食べに行った。この日の練習の手ごたえは他のメンバーたちもかなり感じていたらしくかなり楽しそうだった。牛タンを食べながら「これ実質、牛とベロチューしてる。」とか言い出したり(俺は言ってないよ)、BL的な話をすぐ持ち出したり、小学生レベルの低俗な会話ばかりが続くおかげで笑いが尽きなかった。メンバー全員精神年齢が低いし結構アホだった。結局不安要素はほぼすべて僕の杞憂だった。なんだったんだあれはほんとに。メンバーもフジファブリックの曲にハマるのには時間がかからなかった。まあ全てが順調というわけでもなくギターの長尾が腱鞘炎を発症したり、練習が本番前に詰め詰めになったりと、少し苦労した部分はあったが、みんなのモチベも最後まで高いままliveまで突っ走ることができた。

 自分はバンドで練習したりメンバーと話してるとき、感覚的にそのバンドのこれからの可能性を考える癖がある。正直今回組んだこの本気(マジ)ファブリックはまだまだバンドとして大きくなれそうだって思ってしまった。だからもっとたくさんliveに出たい!って思ったけど8月終わりにドラムのさいきがフランス留学だから来年の夏くらい(?)までお預けかな。大学3年生ねえ...教育実習で忙殺されそうで怖いけどまたあの頭の悪い5人で出たいなあ...今度やるときはオリジナル曲とかで。